経済産業省が、「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を発表

「水素・燃料電池戦略ロードマップ」をとりまとめました-経産省ニュースリリース2014/06/24

水素の利活用について、技術的課題の克服や経済性の確保に要する期間の長短に着目し、以下の3つのフェーズに分けて取組を進めていくこととしました。

1.家庭用燃料電池燃料電池自動車等、足下で実現しつつある燃料電池技術の活用を拡大し、大幅な省エネの実現や世界市場の獲得を目指す。(現在〜)

2.供給側においては海外の未利用エネルギーを用いた水素供給システムを確立するとともに、需要側では水素発電の本格導入も視野に入れ、エネルギーセキュリティの向上を目指す。(2020年代後半の実現を目指す)

3.再生可能エネルギー等を用いたCO2フリーの水素供給システムの確立を目指す。(2040年頃の実現を目指す)

やはり、水素の輸送や供給インフラが肝でしょうね。
自動車もハイブリッド車は絶好調ですが、インフラが出遅れているためか、完全なEVは微妙な普及状況ですし。