2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

エネルギーデバイス製造設備・装置市場実態総調査 2010

富士経済の、主要エネルギーデバイス製造設備装置世界市場調査結果報告書について。 https://www.fuji-keizai.co.jp/market/10111.html 二次電池はリチウムイオン二次電池、電気二重層キャパシタ、太陽電池は結晶シリコン型太陽電池、薄膜シリコン型太陽電池…

ロジン(松脂 )系原料バイオマストナー

先日、バイオマストナーに関して様々なキーワードを使って検索していました。シャープが採用した非穀物系のバイオマス原料は、日本ユピカのロジン(松脂 )系原料らしいですね。 「MX-M753/M623」は、業界初の非穀物系バイオマス粉砕トナー“ Mycros(ミクロス)…

基礎研究から産業化に至るための3大障壁

技術の成果が産業化に至るまでの過程でぶつかる障壁を示す言葉として、以下の言葉が知られています。 ①「魔の川(Devil river)」 基礎研究段階〜開発段階間の障壁 状況や技術の速い変化(魔の川)を乗り越える必要がある。 ②「死の谷(Valley of Death)」b…

太陽「熱」発電

デバイス関連の情報を集めたい時には、株式関連の情報源が結構役に立ちます。 ふと立ち寄った書店で、科学関連書籍が充実していなかった時などは、諦めて書店を出るのではなく、必ず株式関連の雑誌棚に立ち寄る事にしています。 以下、書籍の情報ではありま…

Konarka社が有機薄膜太陽電池で8.3%を達成

コニカミノルタと提携した事でも有名な、アメリカの有機薄膜太陽電池ベンチャー、Konarka Technologies, Inc.が、開口部面積1cm2という試作サイズとはいえ、有機薄膜太陽電池の変換効率記録を塗り替えたとい話。Konarka社が有機薄膜太陽電池で8.3%を達成 | …

東芝が世界最高レベルの駆動信頼性酸化物半導体TFT開発

久々。日本企業発、プレスリリースレベルで酸化物半導体絡みの嬉しい話題。 東芝:ニュースリリース (2010-12-01):世界最高レベルの駆動信頼性を有する酸化物半導体TFTの開発について 酸化物半導体TFTの駆動信頼性と膜中の水素の動きに相関関係がある…

分子間電荷移動励起を利用した有機太陽電池の動作を実証

産総研のプレスリリース。 産総研:新たな原理による有機太陽電池の動作を実証 ドナー性分子(DBTTF:Dibenzotetrathiafulvalene)とアクセプター性分子(TCNQ:Tetracyanoquinodimethane)が交互に積み重なった結晶構造を持つ有機化合物半導体の単結晶を使用…

A5方眼ノート(SCHOPFER)

ノート&ダイアリースタイルブックを立ち読みしていたら、新発売されたノートの記事に目が止まりました。ノート&ダイアリースタイルブック Vol.5 (エイムック 2069)出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2010/11/05メディア: ムック購入: 2人 クリック: 61回こ…

TOYOTAレポートその2(テスラ社との提携)

トヨタ的にアピールしたいであろうポイントのもう一つが、テスラ社との提携について。TOYOTAレポートでは、100年に一度の技術転換期に対し、チャレンジ精神が必要という点が強調されているようでした。 具体的内容は、今年5月のトヨタのニュースリリースより…

TOYOTAレポートその1(トヨタスマートセンター)

先日、トヨタ自動車の株主向けの報告書(第107期報告書TOYOTAレポート)が送られてきました。 トヨタ的にアピールしたいであろうポイントが、Q&A方式の記載で二つありました。一つは環境に対する考え方。そこに書かれていた「トヨタスマートセンター」の…

「ウルトラフレキシブル」な有機トランジスタを開発

曲率半径が0.1〜0.3mmと非常に小さく「くしゃくしゃに折り曲げても丸めても特性が劣化しない」有機トランジスタが開発された*1 、という記事。 東京大学,「ウルトラ・フレキシブル」な有機トランジスタを開発:HOME:日経デジタルヘルス 毎度お馴染みの、染…