有機ELパネルを用いた3Dディスプレイ

これまた昔ネタ(今年1月)、2010International CES*1の記事。
有機ELが圧倒的に3Dテレビに適している理由 - ITmedia NEWS

液晶に比べ、書き替え速度、応答速度が圧倒的に高速なため、映像信号に合わせて映像を走査しながら書き替えるのではなく、面のデータがそろった時点で一気に全画面の画素を書き替え、そのタイミングでメガネのアクティブシャッターを開閉する。残光時間も極めて短いため、クロストーク(左右の像が混ざって見える現象)が劇的に少なくなる。

応答速度がマイクロ〜ナノ秒レベルの有機ELと、液晶分子の「向き」を変える必要があるため、応答速度がミリ秒レベルの液晶とのポテンシャルの差が出た感じですね。
出展していたのはソニーサムスンとの事。ソニー有機ELテレビ国内市場から一時撤退してしまっていますが、新機能を加えて再参入して欲しいと思う今日この頃です。
ソニーが有機ELテレビの国内販売を終了

*1:世界最大級のコンシューマ・エレクトロニクス/デジタル家電関連の展示会。全米家電協会が主催で、約2500社が出展。