コンビニの複写機事情

複写機業界は、富士ゼロックス、リコー、キヤノンの3社が3強となって久しいですが、コンビニエンスストアー業界内では多少事情が異なるようです。
コンビニ向け複合機で強みを発揮するシャープの取り組みをみる - Enterprise Watch Watch

2007年に投入した、コピー・FAX・デジタル画像プリントなどが可能なデジタルフルカラー複合機は、2007年11月にファミリーマートに導入したのを皮切りに、サークルKサンクス、スリーエフへも導入。さらに、2010年3月には、デイリーヤマザキ1500店舗に導入。シャープでは具体的な導入店舗数はあきらかにしていないが、試算によると約1万5000店舗以上に導入。業界シェアは約4割に達すると見られ、同社の複合機事業における重要な柱のひとつとなっている。

一つの商談が成立すればチェーン店舗すべてに導入されるという事で、一気にシェア逆転というのも可能な訳なんでしょうね。技術力もさる事ながら、営業力も重要という事でしょう。

08年8 月末時点での大まかなシェアも確認できました(出典:2008年版電子写真総合情報)。

主要納入先店舗数
シャープ
 ファミリーマート: 7,295 サンクス: 3,159 サークルK: 2,984 スリーエフ:655 (合計14,093)
富士ゼロックス
 セブンイレブン:12,099
キヤノン
 ローソン: 8,614

シャープ、富士ゼロックスキヤノンの3社でコンビニ3強を分け合い、残りはシャープがいただき、という形ですね。ポプラはどこなんだろう?