産総研、発電能力を1.5倍以上高めた熱電変換素子を開発

2019年5月24日 | 日刊工業新聞 電子版

産業技術総合研究所は軟らかい基板に印刷でき、発電能力を1・5倍以上高めた熱電変換素子を開発した。炭素材料のカーボンナノチューブ(CNT)を樹脂中に分散させて性能を上げた。
CNTの分散剤は発電能力を下げるため、機械的にナノレベル(ナノは10億分の1)で分散する技術を確立した。