有機ＥＬ特許総合力ランキング（パテント・リザルト）
パテント・リザルト社が特許出願後の審査経過情報をもとに、 個別特許の注目度を独自のスコアリングした結果をプレスリリースしています。
最近、有機ＥＬ関連の報告が多かったのでまとめてみました。
コニカミノルタの力の入れ方が半端ないですね。
●低分子発光材料
1位：出光興産
パナソニック電工と照明用有機ELパネルの開発・製造・販売を目的とした合弁会社を設立
2位：富士フイルム
直近5年間の特許総合力ランキングで順位を上げる
3位：コニカミノルタHD
直近5年間の特許総合力ランキングで順位を上げる
4位：三井化学
5位：キヤノン
●高分子発光材料
1位：住友化学
大画面有機ELパネル向けの高分子発光材料を開発。
2位：CAMBRIDGE DISPLAY TECHNOLOGY
住友化学が完全子会社化した高分子有機ELデバイス開発会社
3位：MERCK PATENT
独メルクの知財管理会社
4位：セイコーエプソン
5位：コニカミノルタHD
5年前の17位から5位に躍進
●有機EL成膜技術(ウェットプロセス)
１位：セイコーエプソン
出願件数、総合力ともに圧倒的な強さ
２位："あの"半導体エネルギー研究所
３位：コニカミノルタＨＤ
5年前の３０位から躍進
４位：パナソニック
5年前の１５位から躍進
5位：富士フイルム
●有機EL成膜技術(ドライプロセス)
1位：SAMSUNG MOBILE DISPLAY
2位："あの"半導体エネルギー研究所
3位：セイコーエプソン
4位：アルバック
5年前の１０位から躍進
5位：富士フイルム
5年前の２８位から躍進
1位：コニカミノルタＨＤ
2000年代前半に入り出願件数を飛躍的に伸ばし、2005年には年間100件と過去最高の出願
2位：富士フイルム
2009年以降に著しい出願件数の伸び。国際出願や早期審査の割合が比較的多い
3位：住友化学
2012年の事業化に向けて開発を進める
4位："あの"半導体エネルギー研究所
国内優先権主張や分割の件数が多い
5位：出光興産
他社特許の拒絶に引用された件数が多い
